慢性の痰の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
70代女性。
夜になると薄い痰が後から後から湧いて出て、一晩でティッシュを一箱使い切ってしまうという症状で来店されました。
ほかに、疲れやすい、しょっちゅうカゼをひく、寝汗、足腰の冷えと痛みも見られます。
お顔の色は白く、舌色は淡く、舌の苔は薄く乾燥しています。
「冬は動く気がおきなくて」とのことで、お話を詳しく伺うと数年前に癌で大きな手術をされていました。
まず、痰を取る薬と免疫を上げるものを併用し、1週間で痰の量が3分の1程度に軽減。
「今まで朝はだるくて布団を上げられなかったのに、体が軽くて布団を上げたついでに掃除機をかけることができたんです。それも3部屋!」
ととても喜んで頂けました。
そこから消化力を上げる薬や気血を補う薬を加えて調整し、2ヶ月経過して痰はほとんど出なくなっています。
もともと活動的な方。運動を楽しめるほどお元気になられて本当に嬉しく思います。
TEL:095-883-4300
住所:長崎県西彼杵郡長与町嬉里郷1170-5